足回りキャンペーン 【アライメント調整 KTS製アルミマルチリンクリジッドスペーサー&ピロテンションロッド CUSCOリヤ調整式アッパーアーム ProjectμHCTitanKai】装着 2001/4/25

車高調の取り付けや、アルミの交換などでアライメントがかなり狂ってました。また、日光サーキットでの走行も迫っていました。

という事でサーキット走行に備えてアライメント調整を行わなければいけなかったのですが、どうせならアライメント調整を一度で済ませたい為、足回りを一気にいじってしまえということで、定番のチューニングを行ってしまいました。
スカイラインの足回りのチューニングは大体これで終了です。あとは、スタビライザーとかですかね。
ピロテンションロッドとマルチリンクスペーサーはKTS製の物が値段が非常に安いのにもかかわらず性能が劣っているわけでもないようなので、決定。
本当は、両方ともCOCKPIT館林製の物が良かったのですが、如何せん値段が高いので・・・。
リヤ調整式アッパーアームはJICの物もありましたが、あまり詳しくないのでCUSCOの物でいいやぁ〜、という安易な考えで決定しました。
ブレーキパッドで重視した事は、スカイラインは車重があるので、その重さを確実に止められる物でなければいけません。また、街乗りでブレーキが効かなくなってしまったも困るので、低い温度からでも効く物でなければいけません。という事でHCTitanKaiというわけです。0℃から効きます!
取り付けですが、全てをKTSで行いました。ということで、取り付けに関してのレポートは有りませんが、たぶん、特殊な工具がなくても、元から付いている物を付け替えるだけなので、簡単な作業だと思います。
ただ、マルチリンクスペーサーに関しては個人で行わない方が良いと思いますし、どれも、アライメントの調整が必要になるので、やっぱりお店で付けてもらった方が無難だと思います。ちなみに、マルチリンクスペーサーの取り付けは、オートバックスのようなお店では2、30000円しますので注意。

 取り付けたあとの感想です。
まず、車高調を付けた時点でアライメントがかなり狂っていたみたいなので、今までは少し真っ直ぐに走らず、また、ステアリングが軽い感じでした。しかし、アライメントを調整したおかげで真っ直ぐに走るし、直進安定性がばっちりになりました。ちなみに、調整前はステアリングを放すと不安でなりませんでした。そして、ピロテンションロッドの効果はというと、さすがにピロボールを使っているだけあって、確実にステアリングがシャープになったと思いますし、ノーマルではテンションロッドにゴムブッシュが使われていて、そのブッシュが減速Gでたわんでしまい、フロントがバタツクのですが、そのブレーキング時のフロントのバタツキがも収まっていると思います。(いまいち不安)

 そして、マルチリンク車は、車高を下げていくとリヤのネガティブキャンバーが付き過ぎてしまい、コーナリングでは良いかもしれませんが、スカイラインのような車はコーナリング云々よりもコーナーでの脱出速度を重視した方が良い訳でして(自分の考えでは)、ならばネガティブキャンバーを少し修正して、トラクションの掛かりを良くしたほうが良いわけです。それに、あくまでも街乗りメインなわけなので、偏磨耗も怖いですしね。で、効果の程はというと、確実にトラクションが以前よりも掛かっていると思います。

 マルチリンクスペーサーの効果は、マルチリンクに沢山使われているゴムブッシュを左右から挟んでしまい、その動きを抑制して、ピロ化には及ばないけどそういう感じを出す物なのですが、わたしゃ良く解らん。┐('〜`;)┌ ただ、異音がするとかなんとか書いてあったり、いろいろといわれていますが、私の場合は異音はこれといってないようです。

 ブレーキパッドは確実に制動力が高まります。少し踏んだだけでガツンと効いてくれて、そのまま踏んでいけば重い車体を確実に止めてくれます。これはかなり安心ですが、効きが強いので少しコントロール性には欠けますね。自分の技術も足りないですけど、その強い効きが災いして細かいコントロールがちょっと難しいのです。慣れかもしれないですけど、普段の街乗りでは困る事が時々ありますけど、街乗りこそブレーキの効きが命に関わってくる事もありますからね。効きが強いブレーキパッドの宿命ですけど、まず、ブレーキダストが素晴らしいくらいに多いです。1時間くらいブレーキをあまり強く踏まずに乗っているだけでも白いアルミのスポーク部分の回転方向が黒くなります。サーキットでは、たった1ヒート(約15周)走っただけで、アルミ全体が本当びっくりするくらいに灰色になってしまいましたよ。で、このブレーキダストがノーマルとは違うので水洗いでは落ちません。特に白いアルミでは要注意です。そういう時には市販のアルミクリーナーを使って落としましょう。鳴きに関しても感動してしまうくらい鳴いてくれます。止まる時にその鳴きの五月蝿さから振り向いてしまう人も居る位なので、鳴きを気にする人にはお勧めできません。ブレーキパッドは制動力を取るか、汚れなさを取るか難しいところですね。もちろんですが、ブレーキパッドの強化に伴う発熱量の増大で、ブレーキがすかすかになるのを防ぐ為、ブレーキフルードもDOT4の物に交換しました。ブレーキが効かなくなってしまったら命に関わりますので・・・。