No.10オイル冷却 【HKS Sタイプ15段オイルクーラー サンドイッチタイプ】 装着2001/4/27

・オイルクーラーは、サーキット走行を行う時には必需品です。以前、ECUノーマルの状態で雨の寒い日光サーキット走ったときは、オイルなどの冷却系にそれほど不安は有りませんでしたけども、晴れで気温も高い事を想定し、なおかつECUの交換によるエンジン発熱量の増大に対処する為の取り付けです。KTSで取り付けを行おうと思っていたのですが、時間の関係で取り付けをすることができなかったので、自分で取り付けました。ちなみに、TRUSTのオイルクーラーの場合は、車種設定が無いのですが、TYPE−B?のオイルクーラーで良いみたいです。(自信は有りませんけど)  取り付けは、意外と簡単なのですが、時間が掛かる為少々面倒です。まずは、フロントバンパーを取り外さなければいけないのですが、これが面倒です。できることならフロントをジャッキアップをしてフロントホイールを取り外しておいた方が作業効率は高いはずです。ですが、私は面倒だったのでジャッキアップを行いませんでしたが、効率悪いです。(^^ゞ フロントバンパーは、まず、下から覗いてネジとマイナスドライバーなどを使って外せる変なやつを全て取り外します。そうしたら、アンダーフロア?のフロント部分が外れます。そうしたら、左右のインナーフェンダーの前の方を外します。その中にフロントバンパーを外す為のボルトが左右2つづつ隠れていますのでそれを外します。その後、エンジンルームで関係ありそうなマイナスドライバーで外せる変なヤツやボルトを外します。外せたらフロントバンパーは外れるはずです。エアダクト?の中にもあったような無かったような・・・?とにかく、フロントバンパーを外したら今度は正面から見て左側のヘッドランプを外し、タオルなどを巻いてレンズを傷つけないように注意しながら裏側にあるキセノンユニットを外し、変な出っ張りをニッパーなりペンチなりで強引にもぎ取り!!、その後をカッターなどで綺麗にして、キセノンユニットを少しだけ移動させます。これをさせるためにフロントバンパーを外すのですが、外さなければヘッドランプが外れません。それに、この移動を行わなければオイルクーラーのホースの通り道が出来ません。これが終わったら本題のオイルクーラーの取り付けとなります。まずはオイルフィルターを手でぐりぐり回して外しましょう。案外手だけでも取れたりしちゃいます。(笑) 出来る事なら専用の工具を用意しておいた方が良いです。私は買いました。 外した時にオイルフィルター内に入っているオイルが出てくるので、下に何かしら敷いたりしてオイルがたれるのを防ぎましょう。外し終わったら、オイルクーラーのブロックを取り付け、新しいオイルフィルター(ER34用でOK)をその上から取り付けます。パッキンなどの取り付けを確実に行わないと、エンジンを掛けオイルが廻りだした時にだらだらとオイルが漏れてくるので要注意です。私はバイクのオイル交換の時に一度経験しています。(^-^; オイルフィルターの取り付けが終了したら今度はコアを取り付けます。取り付けはラジエター前なので、ラジエターとオイルクーラーのコアを変形させないように、出来る事ならダンボールなどを貼り付けて取り付けを行った方が良いと思います。もちろんですが、最初は仮止めをしておいて、位置決めが決まってから本締めを行った方が良いですよ。取り付け自体は簡単です。そして、ホースを取り付けます。この時、必要になる工具が25mmのレンチです。それほど締め付けトルクは大きくないので26mmあたりでも代用は可能です。私は25mmが無かったので26mmで代用しましたが、問題無しです。ホースは、2本あるのですが(当たり前)、長さが違うので気をつけるのと、端と端では形状が違うので、気をつけたほうが良いです。また、ホースが潰れたり、無理に曲がっていないかも確かめましょう。説明書ではいまいち良く解らないので、自分でいろいろと試した方が吉です。ホースの取り付けが終わったら取り付けは終了なので、取り外した物を付けます。その後は、オイルの容量が1L位増えるので、まずは適当にオイルを足します。ただ、この時に入れすぎると後々面倒なので少なめに・・・。エンジンを掛け、オイルブロック辺りやホースの取り付け部分などからオイル漏れが無いかを確認し、また、ホースを触ってみて、暖かいオイルがちゃんと循環しているかも確かめます。それらが確認できたら一応完了です。あとは、少し走行してみて、オイル漏れが無いかを確認したら完璧です。(^o^)丿

 と取り付け自体は簡単なのですが、作業が非常に面倒なので、私は、ジャッキアップをしない代わりに、ステアリングを左右に切り、どうにかインナーフェンダーを外しました。ついでに、フロントバンパーは、正面から見て左側だけ外れれば良いので、右側は外していません。ちなみに、どうやってもフロントバンパーを外さなければいけないので要注意。私の場合の作業時間は約2時間くらいだったかな?非常に面倒で疲れる作業でした。

 オイルクーラーの効果ですが、結構素晴らしい物がありました。まず、スカイラインは普通に走っていると油温は90℃で安定しているのですが、それが80℃になりました。日光サーキットでの走行は外気温25℃にもかかわらず、110℃を大きく超えることは無く、非常に快適でしたが、あくまでも私のスカイラインの場合なのでもっとパワーがあるスカイラインの場合は120℃を超えたりする場合もあるかもしれませんので注意が必要ですね。ということで、かなり効果を発揮してくれたオイルクーラーですが、オイル交換の時に、オイルが5L位になる事が予想されるのでちょっと辛いですね。(^^;